FreePCB と TinyCAD について

プリント基板設計は、簡単な内容であれば PCBE が、お勧めですが、
パターン接続が回路図通り正しく行えたか気になるようなプリント基板になると、
ネットリストとの照合が可能な Software が必要になってきます。

ネットリストとの照合が可能なプリント基板設計フリーソフトとなると、
ここで紹介する FreePCB が使い易いと思います。
FreePCB は、Allan Wright 氏 による GNU Software です。

FreePCB を初めて使用される方は、
永井 潜弥(ながい かずや)さんが日本語化され、
"無料で使えるプリント基板設計CAD(日本語マニュアル付き)"
のタイトルで、 Vector さんのページから Download 出来ます。
"TinyCAD & FreePCB" としてダウンロード可能になっています。
TinyCAD と FreePCB のメニューも日本語化されていて、
解り易く書かれた日本語マニュアルと一緒に入手可能です。

(
WindowsXP に SETUP した場合; FreePCB から、
mfc71.dllmsvcr71.dll を要求されます。
SETUP したフォルダの \FreePCB\bin へ 置いて下さい。)

TinyCAD も GNU Software の回路図フリーソフトです。
回路図面内に日本語文章を書き込めます。
単に日本語文章を書き込めるレベルではなく、
使用するパソコン内に年賀状に使用するような特殊な日本語フォントがあれば、
それらも使用して、文字表現も文字の色分けも多彩に行えます。
現段階では最良の回路図フリーソフトと思います。
設計編集した回路図を PDF 形式でプリントすれば、
綺麗な日本語記述されたカラープリントの回路図を得る事が出来ます。
TinyCAD は、図面内に画像を貼り付けることも出来ます。
出力画像として PNG ファイルも生成できますから、
MS-Word, PowerPoint などに差込ファイルとする事も出来ます。

FreePCB を本家から入手される方は、
FreePCB のサイト内 Menu の Downloads から
Complete Distributions とされる Version1.2 の
FreePCB_1200_setup.exe の Download を、お薦めします。
この Version では、初期環境も Setup されます。

以降の Version は Version up の形式で、
Version1.2 の環境を Version up するようになっています。
このため、初めから最新 Version を Setup する場合は、
環境を自分で構築する手間が起きます。
FreePCB の機能は、Version1.2 で充分となっています。

Version1.2 を Setup した後に、最新版の Version を Download して、
exe ファイルは bin フォルダへ、
User Guide ファイルは doc フォルダへ、
書き込むことで最新版の環境となります。

FreePCB の素晴らしさは、角形 PAD を描く時、
"rounded-rectangle" と名付けられた角に丸みを持たせた、
PAD を描く事が出来るなど、
実際にプリント基板とした時、半田付けの仕上がりまで考慮された、
プリント配線板設計が行える事です。
このイメージを PDF で御覧下さい。
(日本語化された内容では "rounded-rectangle" は、
"角丸半径" と表記されています。)

FreePCB は PCBE と同様に、お絵かき CAD 感覚でも、
プリント基板設計を行えますが、この方法で使用すると、
描いた接続内容毎に Netlist を作成します。

Netlist は簡単なテキスト書式ですから、
テキストエディタで作成して読込ませて使用する事もできます。
FreePCB 用 Netlist・サンプル を置きます。
Netlist を FreePCB に読込ませると、
Ratsnest と呼ぶ直接接続された内容となり、
プリント基板設計の誤接続回避に有効です。
この Ratsnest の状態は、Rubber Banding と呼ばれる状態で、
部品を移動させても接続は切れません。
部品の配置と配線濃度を考慮するにも便利です。

回路図を描き Netlist を生成する事で、
プリント基板設計の接続間違いをチェックする事ができます。
プリント基板設計には、回路図が必要な場合、
回路図からの Netlist の作成をされるには、
FreePCB のサイト内でもリンクされている、
TinyCAD を入手されて使われる事を、お薦めします。

FreePCB リンク先: http://www.freepcb.com/
TinyCad リンク先: http://tinycad.sourceforge.net/
PDF Creator リンク先: http://pdfforge.org/
GSview リンク先: http://www.ghostgum.com.au/

GNU の記述には、再配布が許されるように書かれていますので、
此処にも Download 出来るように置かせて頂きます。
FreePCB Download Version1.2 です。
初めて FreePCB をインストールする場合は Version1.2 を Setup します。

最新 Version は、FreePCB Download Version1.359 です。
((Zip圧縮された freepcb_1359_combined_update.zip ファイルです。)
Zip ファイル内の *.exe と *.dll と *.jnlp を、
Version1.2 で Setup した bin フォルダ内に上書きします。
*.pdf ファイルを doc フォルダ内に上書きします。
その他 *.txt も doc フォルダ内に置いておくと良いと思います。
*.pdf は FreePCB の Help コマンドで表示・参照できます。

TinyCAD Download
(TinyCAD_2.80.03.514_Production_Setup.exe ファイルです。)
Download したファイルを実行されると Setup 出来ます。

TinyCAD と FreePCB の使用方法は、
永井 潜弥(ながい かずや)さんの日本語マニュアルを御覧頂く事で、
御理解出来ると思いますが、
FreePCB データからのプリント配線板を製作に関して、
御質問が有る場合は、
「松電子システム」へ質問メールを送信下さい。
当方へ頂いた御質問および回答は、
将来的に御質問者匿名で掲示する事を御了解下さい。


FreePCB・PCBE・Minimal Board Editor・Kicad の Gerber Data は、
Kicad の Gerber Viewer 機能、
Free の Gerber Viewer Software、Gerbv で、
Numerical Innovations LLC の無料提供 Software、DFM Now!
で読込表示出来ます。

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